透明樹脂成形による光学製品
透明樹脂成形による光学製品
従来、蛍光ランプなどのキセノンランプを用いるのが主流だった自動車の内装照明やスキャナーは近年、省電化や低コスト化、小型化が求められるようになったために、LEDと導光棒を併用して使うようになってきています。
導光棒は又の名を(棒状)ライトガイドと言い、LEDの光を筒状になっている棒の内部にプリズム形式の内面反射を利用して、その名の通り光を導くことによってエリアを均一な明るさで照らすことを可能にしました。
その素材として注目されるのは「樹脂」です。導光棒の素材として使われる樹脂にはアクリル樹脂やフッ素樹脂などがありますが、複雑な部品の多い光学部品にこそ、プラスチックの柔軟性というこの特性を活かせるのです。
近年ますます需要が高まる導光棒ですが、やはり問題もあります。管内全体で発光するために十分な光量が得られる蛍光灯とは異なり、発光源がLEDの微光だけであるので、その点光源を目的エリア内にいかに効率よく集めることが出来るか、そしてその設計が今後の発展の鍵を握るでしょう。
LEDなどでよく使われている導光棒について
導光棒というのはあまり日常的には聞きなれない言葉かもしれませんが、LEDなどではよく使われています。
何かレーザーポインターのような器具を思い浮かべる人もいるでしょうが、似ている側面はあるものの用途的にはかなり異なります。
レーザーポインターは器具からレーザー光を出すことにより主に対象物を指し示す用途で用いますが、導光棒とはその名前のとおり、光をある方向に導くための棒です。
そんな棒などこの世に存在するのかと思う人がいても不思議はありませんが、実はただのガラス棒であってもある程度はこの役目を果たすことができます。
ガラス棒の一端にLEDなどの光を当てると、もう片方の端が明るく光ることはよく知られています。光がガラス棒内で反射しながら進み、もう片方の端に達するからです。
もちろんごく普通のガラス棒では反射もさせるもののそのまま壁面を素通りして横に漏れてしまう光も多いためにある程度以上に長くなると導光棒の役目を果たしませんので、反射が大きくなるように加工されています。
◎2023/7/21
情報を更新しました。
>手軽に楽しむ導光棒の文字デザインを活かしたパーティー演出に挑戦
>導光棒の軽量化・小型化などのメリットについて
>耐久性が隠す可能性:導光棒がもたらす革新的な産業応用と持続可能性
>コンパクトで持ち運び便利な導光棒の災害時の備えとしての価値
>意外な使い道も紹介されている導光棒を活用
◎2020/3/16
幅広い用途で使われる導光棒
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◎2019/12/9
透明樹脂成形による光学製品
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◎2019/7/24
導光棒でコストダウン
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◎2019/3/22
導光棒の寿命
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◎2019/2/8
導光棒のスペック
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◎2018/12/10
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